あらすじ

17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。彼の前に現れたハリーは、普段は高級テイラー「キングスマン」の仕立て職人、だが裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関のスパイだった。ハリーは、エグジーをキングスマンの新人候補としてスカウトする。

 

スパイ養成所での試験がいちいちスケールがでかかったり
子犬を育てる訓練(?)でパグが可愛かったり、
サミュエル・L・ジャクソンの服がチャラすぎておかしかったり
いろいろてんこもり。


表向きは高級テイラーなので、
着ているスーツが、ピシーッとしてて、
かっこいいですね。
防弾カサとか、ナイフが飛び出る靴とか、
おもちゃみたいなスパイ道具もワクワクします。

冒頭の「Manner,make,man」(マナーが紳士を作る?)
鍵かけガチャガチャ、グラスぶん投げる、
あれやりたくなっちゃうよね!

針付き義足の美女ソフィア・ブテラの動きがキレッキレで
かっこいい。 さすがダンサーです。

(ザ・マミーでも動きまくるミイラ役で有名。筋肉質で健康的なミイラ。)
悪の親玉が、無料インターネットのSIMを配り、
そのSIM入り携帯電話を使った人たちは、
起爆スイッチが入ると凶暴になるという、
めちゃくちゃな展開なんだけど、
タダより怖い物はないですよぉ~。

殺し合いのシーンでは、軽やかな音楽に乗って
人が死にすぎなんですけど~。

携帯だけでなく、
首にもチップを埋め込まれた人たちは
起爆スイッチが入るとカラフルな煙を出しながら
頭ぶっとんじゃうんだけど(首から花火も上がる)
こんな美しい爆破シーン、今まであったでしょうか。
誰も苦しんでないから、
ま、いっか~、ってなっちゃうな。

コメディ、アクション、家族愛、人種差別、
全部盛りです。
はちゃめちゃな展開なのに、
登場人物の精神状態がいたって正常で、
おさえるところはちゃんとおさえてて
最後まで笑える映画です。