前から観ようと思っていた「恋する神父」をやっと観ました。

敬虔な信徒であり、神学生であり、神父になることを目標に

ただひたすらにマジメに頑張る優等生クォン・サンウ。


学友は、ロシア人パブで夜遊びするちょっと不真面目な男。

韓国映画では、

主役の学友って、どうしてこうも対照的な容姿なんだろう。

鮮明に記憶に残るほどのブサ・・・。

歌声はイイんですが。


ハ・ジウォンの酔っぱらい方はわざとらしすぎ。

聖堂で寝ていた彼女が寝ぼけて倒れてきて、

クォン・サンウとキスしてしまう、

神父になろうというのにキスなんて!

ああ神様、僕はどうしたらよいのでしょう、

と一人悩むクォン・サンウ。

倒れた拍子になぜ唇にベチャッといくんですか?

ベタだ。ベタすぎる。


これ、ラブロマンスな映画ですか?

悲しげなシーンもないし、内容は軽~いです。微笑ましい。

リズミカルに踊る聖歌隊のシーンもいい。

クォン・サンウの情けない笑顔、もう最高ですね。

神父なのに無駄にたくましい腕とか反則がすぎる。


「俳優データの本」みたいなのを

たまに立ち読みするんですが、

クォン・サンウは

「神学校で1日だけ研修を受けたけど退屈だった」

とか

「ユ・ジテよりうまく演じる事は考えなかった。

チャン・ドンゴン先輩に勝ちたい」

とか

イイ子ぶる気は全くなし。それが彼のキャラクターなんでしょうね。

相手役のユ・ジテの立場がナイ。