クロール 凶暴領域
あらすじ
ハリケーンが猛威を振るう日、ヘイリーが心配して、実家に帰ると父の姿が見えない。地下の排水溝を閉めるために作業している最中に、父、ワニに噛まれて失神。排水溝は壊れ、近所のワニ園のワニが何匹も地下に潜んでいた。洪水で地下にどんどん水が入ってくるわ、出口は塞がってるわで、絶体絶命大ピンチ。競泳女子が素手でワニと戦うパニックムービー!ずっと怖い!噛まれた傷口を水にひたし続ける、血止まらねえの怖い!クロール-凶暴領域父、地下でぐったり、娘、ワニとバッタリ
ハリケーンで避難を始める住民。実家に帰るときに交差点で警察官(姉の元カレ)に会い、「危険だから行かないで」と止められたにもかかわらず、ヘイリーは強行突破。この警察官を覚えておきましょう。
家に帰ると父の姿が見えない。
引越し前の家に行ったら、なんと地下にいた。
父「元気そうだな」
ヘイリー「パパは最悪ね(ワニに噛まれてるし)」
手元にあるのはラジオ、懐中電灯、大工道具くらいで武器らしい物はない。
ヘイリーは、脱出の途中でワニに足を噛まれて引きずられて、自力で振り切って、バールのようなものでメッタ打ち。
アメリカ映画にはお約束のピストルはありません。
地下にどんどん水が溜まっていき、早く地上へ出ないと危ない状況に。
父「鉄パイプを叩いて大きな音を出してワニをひきつけるから、お前はもぐって出口へ。
俺に似てお前は諦めない子だ。」
競泳選手と元コーチ父、抜群のチームワーク。
ひたすら素手でワニと戦い、得意の泳ぎで脱出を試みる。
非常事態なのにノーテンキな泥棒
郊外のポツンと一軒家かと思ったら、家の前にガソリンスタンド。
人影が見えたので助けを求めたら、強盗だった。
暴風雨の中しょぼい船でATMを運び出そうとしている。無茶すぎる。
泥棒仲間が後ろでワニに食われてるのに気づかない気弱そうな青年。
「あそこの家、人がいる」
と近寄ってくるんだけど、いきなりワニに食われる。
警察官(姉の元カレ)が水上ボートで様子を見にきてくれたが地下にいるので、なかなか見つけることができない。
やっと会えたと思ったら、彼もまたワニの餌食に。
排水溝から外に出て、オリンピック開会
家の地下から外に回って、どうにか地上に出ることができた。
さきほどの強盗が載っていたボートを見つけ、父はアレで街を脱出することを提案。
父「お前はワニよりも早い!泳げ!」
ヘイリー「頂点捕食者!」
はい、名言でました。
いきなりオリンピック始まります。
家の向かいのガソリンスタンドまでクロールでたどり着き、ボートを奪取。
ワニが泳ぐ速度って早いの?
気になったので、ワニが泳ぐ速度を調べてみました。
アリゲーターは時速32km
結構早い。
水泳の世界記録(2021年4月現在)
50m自由形 23秒67
2017年7月29日 スウェーデン(女性)
時速だと約8kmですね。
おや、アリゲーターに勝てないぞ...?
映画の世界観がおかしすぎて、比較対象が麻痺してきました。
普通は家の中にワニいないので、ワニより遅くても問題ありません。
「クロール」あらすじとレビューの続き
ボートに乗ってこぎ出そうとしたところ、大きな波に押し流されて、窓に派手に突っ込む。
「え、ボートごと帰宅しちゃった...。」
助かるチャンスが何度かあったのに、すべて打ち砕かれる絶望。
部屋の中は浸水してメチャクチャ。
水に浮いた家具に飛び乗ったらスベり、電灯つかんだものの、ちぎれて、もう踏んだり蹴ったり。
体長3〜4mのワニをおびき寄せ「カモーン!」
バスルームに入れたところでドアを閉める。
ワニさばきに慣れてくる競泳女子。
どうにか屋上に上がり、救助がきたところでハッピーエンド。
ほぼ地下と水の中のシーンだけど、ハラハラしっぱなしでした。
人って、本気出せばワニに勝てるんですね...。
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