あらすじ

違法賭博場での試合中に相手を誤って殺害したことによる8年の刑を終えた元ボクサーが、しぶしぶ犯罪組織の仕事をし、麻薬と汚職、脱北者との取引、そして純愛といろいろ盛りだくさん。
THE WILD 修羅の拳

ゴツいおじさんしか出てこない

ガタイの良い体格にピシッとしたスーツ着たヤクザ登場。
見た目だけは仕事ができるビジネスマン風だが、やることがえぐい。
社長と室長、雰囲気が似てるのでよく見間違うんだけど、まあどっちもえぐいのである。
血どぴゅどぴゅが多いので、そういうの苦手な方はお勧めしない。

薬中刑事

いかにもヤバい薬中刑事、冒頭からソープ嬢を半殺しにするなど、完全にイカれてるけどクビにならないのが不思議。
バスルームで女の子が血まみれになってて、ヤクザが到着して「息はあります」と言ってたけど彼女はどうなったんだろう...。

硬派なガチムチおじボクサー

ガチムチおじボクサーの出所祝いにヤクザがソープ嬢ボムを派遣。
「おいやめてくれ」と硬派を気取るも、結局ボムといい感じになる。
試合中に死んでしまった対戦相手の彼女と知らずに。
後日食事に行ったり、中学生のようなほのぼのデートをキメるおじ。

気の毒なボム

ボムの彼氏は試合中に死に、薬中になり、手首には傷、水商売をして、薬中刑事と知り合ったがゆえに、都合よく呼び出されるわ暴行されるわで不幸に見舞われる。
そんな折、ガチムチおじボクサーの紳士的な態度に癒されてしまうボム。
年が離れているので、父親への感情と混同しているようにも見える。
そしてガチムチおじは、ボムが働く店の室長として配属される。
他の黒服が店の子に手を出してボコボコにされるのを目の当たりにし、やはりおじとの恋愛は大変そうだなと怯えるボム。
死んだ彼氏の弟はチンケな不良になり、ボムに金をたかり、ガチムチおじをナイフで襲撃。
刺されるけど全然死なないおじ。
ボム途中でロングヘアからいきなりショートヘアになり、服装も変わる。
その後またロングヘアのシーンが入り、話が前後してちょっとややこしい。

麻薬と警察とヤクザ

韓国映画あるあるの三つ巴の騙し合い。
出番少ないのに一番したたかだったのはマダムだった。
説明口調で話を進めるシーンはないので、ちょっと目を離すと「ここどこや」になるのでちゃんと見ておいたほうが良い。
ラスト、誰も救われない〜！
どうやってもハッピーエンドにはなりえない流れなので、まあ韓国らしいかな。

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