「マイ・ボス・マイ・ヒーロー」という

TOKIOの長瀬君が主演のドラマがありましたね。

同タイトルのDVDがあったので見てみたら、

韓国の映画を日本がリメイクしたのね。


「頭悪いやくざの息子」が、どーも中途半端です。

高校に再入学するも、同級生にいじめられてしまう。

やくざの息子であることを隠さなければいけないので、

殴られてもやられっぱなしを装っているけど

「バカゆえに、言い返す事もできない」ようにしか見えません。

陰湿な感じではないんですけど。

殴られたあげく、やっと言い返したと思ったら


「チング・・・(友よ)、仲良くしよう」


「お前はチャン・ドンゴンか!」

っていうセリフを言わせるための長い前フリ。

映画「チング」を知らない人には笑えないでしょ。

知ってるけど別に、って感じ。

しかもチングではチャン・ドンゴンは友人を裏切る役。

やくざのバカ息子の弟分が、チングに出ていたジュンホだったので、

ベタなキャスティングですな。

この弟分も負けず劣らずバカで、ちょっと下品。

いやかなりヒドイ。


自分が大人になったせいか、学園物語はどうも楽しめないです。

日本の学校の雰囲気と違いすぎて、空々しく感じてしまいます。

貧しさゆえに売春(?)、出張ホステス(?)をする少女を丁寧に描いてほしかった。

この子の事件が発端となりドタバタが起こっていくのに、展開が軽い感じ。


古き良き時代の二枚目って感じの俳優(チョン・ジュノ)は格好良かったです。

高校生がオールバックはないな・・・。